＜エンハンスドホールディングス ロゴ＞
M&Aコンサルティング事業を軸とするエンハンスドホールディングス株式会社の起業にあたって、コーポレートマークの制作をいたしました。（現在、コンサル事業以外にも環境関連事業や防災関連事業など事業はさらに拡大しています）
コンサルタント業務は、一にも二にも信用が第一。 新参者が、会社の歴史は語れません。 そこで、ロゴに、その信用を感じる格式や歴史を感じさせるものをデザインとして落とし込むことにしました。
ENHANCEDは、「強める、向上させる」という意味があり、さらに「歴史を感じさせるもの」「守る」「協業」というものをキーワードにデザインを完成させました。
CLIENT エンハンスドホールディングス株式会社
CREATIVE DIRECTOR 鄭秀和（INTENTIONALLIES）
DESIGNER マツタケ ヨシヒロ（White andante）
＜格式と歴史の表現＞
海外の紋章を見ると、よく左右に動物をあしらっています。獅子や鷹など。 日本ではどうでしょうか。神社の守り神としての動物として狛犬がいます。 この日本的な守り神をモチーフとして狛犬をロゴマークの中にあしらいました。 狛犬は、左右で阿吽（あうん）を表現しており、これは協業企業様との連携を表現しています。 また中央に傾いた天秤があります。 よく見ると右の狛犬が天秤を押し下げています。 ENHANCED（＝価値を向上させる）という意味をここへ表現しました。 阿吽の「阿（起点）」の狛犬が押し下げ、「吽（終点）」の狛犬の方の天秤が上がる、 すなわち、ENHANCED HOLDINGSがお客様の価値をあげるという意味です。
左はラフ案です。上に書いた通りそのコンセプトからイメージを持ってきて、貼り合わせたものです。同時に、この会社が歴史ある会社であれば初期のマークはこのようなものであったであろうという想像のものでもあります。それが現代風にブラッシュアップされ、背景には「0（ゼロ）」と「1」が加えられました。
＜0と1＞
０と１は、無から価値を生み出す表現と同時に、デジタル社会も表現しています。 キャッシュレスの時代の到来で、現金から仮想通貨へシフトしていく様と、 また、０と１はデジタルにおいて、OFFとONを意味していますので、 企業様の再起動という意味合いも込められています。
